ダグらせる
先週、たまちの運動場の送迎中に事件が。
デイサービスあるあるな事象ですが送迎車が雪でハマって動けないと連絡がきた。
昼食後、ちょっとイスで昼寝していた私は急いで現場に向かうことに。
現場に着くと、こんな状態。

※この画像は拾い画です。イメージで。
どうやら、狭い道でトラックとすれ違う際に寄せすぎて落下・・・という感じ。
幸いにも午後の利用者をお迎えに行く途中で、利用者は乗っていない状態。不幸中の幸いとはこのことである。
現場に向かう途中までは、
ダグらせれば大丈夫っしょ!

って思っていた私ですが・・・現場を見るとタイヤが完全に脱輪しており、意外と一筋縄ではいかない模様。
ここでふと疑問がよぎる。
そもそもダグらせるって言葉・・・今の世代の方々って知ってます?
津軽弁ではあるんだろうけど、ダグらせるとはシーソーのように前後に勢いをつけて雪道等から脱出する方法のことです。
もしかしたら私の地元だけで使われている特殊な津軽弁なのかもしれない。

脱出の際にエンジンから伝わるタイヤの力だけではなく、車が持つ車重も使い抜けるという方法ですね(できるのならハンドルも真っすぐに!伝わる力のロスを減らす)
話はちょっとズレるけど、この考え方ってゴルフにも共通すると考えていて腕の力だけではなく体が捻転して戻ろうとする力をもクラブに付与することで遠くに飛ばすことができる・・・というのと一緒じゃね?と思った。

↑マジで腕の力だけのスウィングは・・・飛ばない。
話は戻り、私が免許を取り立てくらいの時に雪道で助けてくれたおっちゃんが、
ダグらせろって!そいだばいづまでたっても抜げらいねーねっ!
(シーソーのように車を前後させろって!それだといつまで経っても抜けれないよ)

ってよく注意を受けたものです。あの時はまだ暴力や暴言が世界を支配していたからなぁ。知らない人に普通に怒られる。
でもおっちゃんに感謝。それで幾度となく困難を乗り越えてきたよ。
で、脱輪した話へ。
ダグらせるのが不可能になった送迎車の脱出方法は3つしかありません。
①業者を呼ぶ
②神輿脱出
③牽引ロープを使う
①の「業者を呼ぶ」は・・・この津軽に産まれた男児としてちょっとプライドが許せない。最終手段である。とりあえず②の「持ち上げる」を選択。
その理由は、その送迎車が軽自動車だったためワンチャン持ち上げて移動できる可能性もあると考えたため。
実際に私が過去に軽トラックがハマった際、男で6人で持ち上げ移動する、という神輿脱出を経験しているからだ。

↑嘘やろ?と思われるかもしれませんが本当なんです。軽トラもびっくりの祀られながら「乗せる側から乗る側」へ。
しかし、神輿脱出を試みるものの足場や車の位置、人手が足りないなどで失敗。というか神輿脱出ってなんやねん。
残された道は③の「牽引ロープでを使う」
ロープを近くのホームセンターで購入し・・
脱出!

※脱出する際も2台の進む力のタイミングを合わせなくてはいけません。
人力ではどうもならん時はこれしかない。たぶん業者を呼んでもおんなじ対応。これでダメならクレーンで吊るしかないやろ。
いずれにせよ良かったっす。
大学在学時(社会福祉学部)に、車屋さんになりたい!というアホな夢を掲げた残骸が、こんなところで役にたちました。
そして、その車を転落させた職員さんからお礼で・・・
手作りカレーセットを頂いた。

わざわざすいません。ありがたく頂戴します。カレーは大好き。今日の昼食っすね。
まだまだこれから冬は続きますがハマった時は、
ダグらせる。

ことを忘れずに。シーソーのように。
※ハンドルも真っすぐに!意外とココ重要。