ドキっとするよね
先日、デイの職員さんから相談が。
職員さん「ちょっと、いいですか?」
私「(怖い怖い怖い)なっ、いいですよ、ど、どうしたんすか?」
職員さん「大変恐縮なんですが・・・」
(あぁ、この感覚と雰囲気。前にも感じたことがある。心臓がドキっ!ってなるやつ。経営者がいつまで経っても慣れないやつだ。おそらく退職されるんだろう。仕方ない、今までがんばってくれたんだ。真摯に話を聞こう)
職員さん「あのぉ・・・」
私「はい」
職員さん「営業後に、デイサービスのホールで飲み会してもいいですか?電気・水道代とかご迷惑おかけするのですが・・・」
あ・・・
良いに決まってるやん。
利用者さんが帰った後、デイのホールでお酒やオードブルを頼み、飲んで、そのまま泊まる(日曜が定休日なので土曜の夜)という計画だそう。
※もちろん利用者さんがいらっしゃる営業日には原状復帰します。
バーベキューやって、花火やって、カラオケやって、お風呂も入れるし・・・いいじゃん!青春だ。
あくまでも計画の段階なので、やるかどうかはまだ未定のようですが、何よりもうれしかったのが職員さんたちが自発的にそういう考えに至ったこと(私の指示ではありません!)
普通、会社に泊まりたいと・・・思いませんよね。早く帰りたいし、休みの日なんて来たくないし。そんなもんっすよね。
でも、そういう考えに至るということは、雰囲気がいい証拠だと思いたいです。
現実的なお話をすると、オープンしてから約2年。当然のことながら問題が全く無かったわけではありません。
私自身もこの職場環境・人間関係にはとても力を入れてきましたし、当事者同士を交え話し合ったことも数知れず。大々的に始めてしまったこのデイサービスを、社長気分で(社長なんだけど)どっしりと椅子に座り、全て任せているだけでは成功に近づかないと予想します。
目的を達成するために、時には職員さんへ厳しく指導をしたこともある。でもそれは、ちょっとした配慮の足りなさや周りとの温度差でギクシャクが生まれているということに早く気付いてもらいたいから。こちらが気を使って遠回しに伝えたことで、結果が出ずにイライラするより、腹を割って話しした方が最短距離・・・と考えます。
「今までの考えのままだと、同じ問題を繰り返すよ!」とは強く伝えたい。それを乗り越えたり、深く理解することで、楽しさとか信頼とかが待ってるんだよな。要は自分のワガママだけだと通用しないってこと。
色々あったけど、土地を買うところから始まったこのデイサービスで、働く職員さんがそういう考えに至って頂けることは非常にうれしい。親心に近いモノがある。ガンガン使ってちょうだい。
そして、私も誘われることに(ちゃんと泊まれと)
でね、やっぱりここは男性。とある思考は中学生レベルの私はいらぬことを考えてしまう。
お風呂は・・・男性が先?女性が先?
※後で聞いたら「シャワーで大丈夫です!」だって。
っていうか聞いたんかい。