ジストニア?イップス?
長谷川です。
実は3~4年前ほどから、津軽三味線のある奏法時に指が動かない症状が出ていました。
(人差し指を軸にして、薬指を糸に当て「ハジく」という奏法。薬指がうまく動かない)
「一時的なスランプだろう」
と甘く考えてみていたものの、月日が経ち数年・・・
良くなるどころか徐々に悪化し、津軽三味線自体が嫌になる時期もありました。
しばらく意図的に演奏しない時期を設けたり、ギターをやって気を紛らわしたりしていたのですが、どうやら違うっぽい。
で、いろいろな方(楽器やる方)へ聞き込み。
・フォームや姿勢
・爪の形
・指の位置
・力加減
・糸の位置(若干上側、下側と変えることができる)
色々聞き込みしたのですが、とある方から
「楽器奏者にもイップスがあるらしい」
※よく野球選手が取り上げられますよね。
と情報を得ました。
イップスとは?
「イップスは、心の葛藤(意識、無意識)により、筋肉や神経細胞にまで影響を及ぼす心理的症状である。スポーツ等の集中すべき場面でプレッシャーにより極度に緊張を生じ、無意識に筋肉の硬化を起こし、思い通りのパフォーマンスを発揮できない状態」
確かに。でも、ちょっと抽象的かな?
普段は動くのに三味線を構え、その奏法になると急に動かなくなる・・・
ネットで調べているうちにもう一つ。
フォーカルジストニアという症状。
フォーカルジストニアとは
楽器演奏における特定の動作のみ、体のコントロールが思い通りにならなくなる病気。
これっぽい・・・っすね。
他の奏法は比較的問題ないから、特定の動作のみっていうのは確信に近い。
あとは、私の性格上、ずーーーーっと練習してたりするんです。1日8時間とか。
その甲斐あって習得は早かったのですが・・・そういう方がなりやすいらしいです。
それとは関係なく、津軽三味線の演奏依頼は入っており・・・
完璧な状態で演奏&お届け出来ないのが悔しく、申し訳なく思います。
↓アクアグリーンビレッジANMON
↓津軽ミーティング
なので、こうしていてもアレなので整形外科を受診することにしました!
どこまで改善できるかわかりませんが、また数年前の感覚を取り戻したいと思います。
(以前は「こんな簡単な楽器無ぇーー!」って勢いでやれていましたが、今は違う。年取ったのかな)