まなこんブログ

至るまでのルーツ③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

至るまでのルーツ第三弾。

 

 

 

 

「ハコタロウ」で見事玉砕、しかし正社員となりデイサービス生活相談員に就任させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

就任したものの・・・

 

 

 

 

 

 

 

「区分変更ってナニ?」

 

「カンファ?トンファーなら知ってるけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

っていう鼻くそレベルでした。

 

 

 

 

 

 

そんな中ある高齢の女性の利用者へ好かれることとなります。

 

自分の記憶だと100才近くでしたが、なんとか一人で暮らしておりデイサービスをご利用されていました。

 

そういった事情もわかっていたこともあり、なるべく利用時にはお話したり困ったことがないか自分なりに気にかけていました。

 

そうしているうちに

 

 

 

 

「あら、あなたとランチしたいわねぇ」

 

 

 

 

 

と言われ・・・

 

 

 

 

「なら、行きましょう!」

 

 

 

 

 

とランチを計画。歩ける・食べれるうちに!

どうせなら行ったことないであろう場所がいいと思い、自分の公休を利用し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シティホテルのランチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へ一緒に行きました(もちろんガソリン代・食事代は頂きませんでした)

 

100才近くの高齢であっても、きちんと化粧し、デイサービスでは見ることのできない洋服を着てほんとうに楽しみにしていたんだなぁと感じました。

 

食事の後は、百石町にある美術館?へ行き本人が見たかった美術展を見て帰宅。

 

「今日はほんとにありがとう」と言われ、私も帰宅しました。

 

それからもデイサービスでも仲はぐっと縮まり、色々なお話を聞かせて頂いたりしたのを覚えています。

 

 

 

 

 

 

先日、ご自宅の付近を車で通ると・・・

自宅は取り壊され更地になっていました。

その後、その方がどうなったのかは詮索しませんが、思い出も取り壊されたような気持ちになりました(仕方ないです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いくら介護と言えど「人と人のつながり」ですからその気持ちは大事にさせてあげたいなぁって思ったりしています。

 

 

 

 

 

おむつ交換が早い、入浴介助が早い、知識がある、〇〇の資格を持ってる・・・

 

私の完璧な感想になってしまいますが、なんかそういう人に限って

 

 

 

 

高齢者を雑に扱う

 

 

 

 

傾向があると思ったり思わなかったりしています。

名前を呼び捨て・あだ名で呼ぶ、自分の思い通りにいかず大きい声を出す、早さを求めるあまり移乗を無理やり行う(昔、移乗時につねる職員も居ました。頭が異常だわ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それよりだったら、仕事の能力はいたって普通だけど

 

 

 

 

 

気持ちをつかんでランチに連れていく

 

 

 

 

 

方が利用者さんの満足度は高い。絶対に。利用者さんは「早さ」を求めていないから。

(会社の方針や勤めているサービス事業にもよりますが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

是非3年後の介護保険制度改正では

 

 

 

 

ランチに連れて行ったよ加算 500単位/1回

※月4回まで

 

 

 

 

の整備を心からお願いしたいと思っています。

 

 

この単価だと報酬目当てにみんな行くでしょうね。それもどうなんだろう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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