まなこんブログ

兄より優れた弟など存在しねぇ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなりですが、今日は私(長谷川)の兄弟事情のオハナシ。私は3人兄弟の真ん中。全員男。

 

私の超絶感覚なんですが、真ん中って、ちょっと劣等生じゃないっすか?違う?

 

 

兄は市内で学力トップの高校卒、スポーツ万能、器用、休みの日は筋トレ、読書が好き。東北大学卒。更に仕事しながら大阪大学へ入学。博士号を得、今は誰もが知ってる超一流企業で商品の研究開発部門に携わる(論文も出す。確かコレ。何が何だかわからん)

https://ci.nii.ac.jp/naid/500001480152

 

弟は高校卒業後、公務員試験に合格。色々あったが辞めずに約20年勤め、現在は県内のとある税務署にて勤務。「安定」を自分の手で確立させた。

 

私は小中高、どの時代を切り取っても幾度も不登校アリ。高校は謎の工業高校、学力テストは後ろから数えた方が早い、ギターやゲームをやりたい時は親になりすまし学校に休む電話、誰でも入れる大学卒、パチンコ三昧(あれは完全に初代CRアクエリオンのせいだと思う)、そして特に目的も無く介護業界へ飛び込む。その理由は「おじいちゃんとおばあちゃんに育てられたから」と終始意味不明。それでも他人に迷惑をかけたり、警察のお世話になるような、いわゆる不良ではなかった。

 

ホント、10年程前までは自分でも超感じてました。「長谷川家の問題児って、自分だよなぁ・・・」って。

 

お盆や正月にみんなで集まれば、聞きたくないけど聞いてしまう、この話題。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

み、みんな、い、今の年収っていくらくらい?じゃ、お、弟からどぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん・・・弟にすら勝てない。聞かなきゃいいのに、聞いてしまう。

 

それに加えてむかーし、上司に言われた強烈な一言が今でも忘れられない。

 

「日曜日休みたいだぁ?なぜ、起業するか公務員を目指さなかった?自身が努力してこなかったことを会社のせいにするな」

 

今のクソメンドクサイ時代だと、問題発言になる可能性がアリアリですが、今の私は、当時、こんな鋭いワードを突き刺して頂いて逆にありがたいとすら思う。実に的を得ている。これで目が覚めた。何も言い返せない自分に、兄や弟と比べて甘い人生を過ごしてきてしまったと痛感した20代だった。もう、戻ることはできない。アリとキリギリス状態。

 

それでも・・・学力は無いけど、体を資本とし自身でできることは最大限やるしかないと心に決め、今までの甘い自分の行動を清算するかの様、眠い目を擦りながら早朝から夜遅くにかけ、ひいては休みの日も働いた。

 

 

30歳になってからも、そのレッテルは剝がすことはできずにいた。3兄弟の中で一番劣っている・・・ような気がしていた(誰からも何も言われなかったけど)

兄は県外、弟は転勤族のため、親の面倒は私が見る、と心で思っていたから、県外へ行くことは微塵も考えなかった。

「起業するしか手段はないのだろうか」と考えたことも何度もあった。しかし、その方法がわからない。当時を思い出すと、今でも心臓を直にギュっ、と掴まれるような感覚になる。

 

そして保身をやめ、リスクを取り、がむしゃらに働き続けた結果。まだまだたくさんの課題や問題はあるけど・・・今は急速に追い上げて、兄弟と同じ様なステージには立てたのではないだろうか。

周りの方々からたくさんのご支援も頂き、なんとかこうして踏ん張ることができている。ほんとうにたくさんの方々が集まり、こんな私を助けてくれた。感謝。

 

 

 

 

そして先日。

今年もお盆に兄が子供たちを連れて帰省してきた。

数年前まであった、私が勝手に貼り付けていたレッテルは知らぬ間に剥がれ、3人は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バンドでセッションをした!

左が兄、真ん中が弟、右が私。全員バンド経験者。

 

3人で学生時代にハマったバンドのコピーを数曲やった。楽しい。音楽性の違いなんてあるわけはない。だって、同じ環境で育ったんだから。

学力の差はあれど、唯一この分野は私が上から発言ができる立場だ。さぁ・・・兄弟よ、兄より優れた弟は存在するっ!今すぐチューニングをレギュラーに合わせろ!今は私の言うことを聞けぇい!!

 

 

 

演奏中に学生時代に嗅いだ、どこかなつかしい匂いがしたような気がした。おそらくギターアンプから出る特有の匂いだろう。

 

今日はそんな我が家のお盆に起きた兄弟のオハナシでした。

 

これからも兄弟に追いつかれることがないよう精進してまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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